Catch the five senses

美味しいもの、感動したこと、嬉しかったこと。

あいう映画。風と共に去りぬ

今回はどうしても一本に絞れなかったので

「か」2本目です。
 
選んだ作品は
 
 
不朽の名作として名高い作品だったのに
未だに観ていなかったのです。
映画好きを公言するならば、観ておこうと思って選びました。
 
233分!4時間の大作映画は2部構成になっていて、長いけれど退屈にはなりませんでした。
 
高校時代に社会の時間に見せられた
アメリカドラマRootsを思い出しました。
 
高校生の私は、友人達が寝ている間もRootsを真剣に観ていたし、感想文も真剣に書く程、アメリカの南北戦争にのめり込んでいました。
なので、古臭い映画だなとは思わず、すっと受け入れました。
 
観終えて一番感想は、
スカーレットオハラが自分かと思った。
 
絶世の美女ではありませんが、
傲慢、高飛車、金の亡者。
 
あら誰かさんを見ているかのよう‥。 
 
猛省致しました。
旦那さん、ごめんなさい。と。
 
スカーレットオハラは、
日本人は好きにはなれないタイプのヒロインであり戦前のアメリカには必要な、パワフルなヒロインの象徴です。
 
ダンディなレッドに捨てられる
スカーレットを観て、明日は我が身か‥と思ってしまいました。
 
反面教師としては、最高の名作でした。 
 
1部ラストの神に誓うシーンはとても心打たれる場面でしたが、
2部ラストは人間の欲望渦巻くラストシーン。
 
名作です。
 
貧しさと豊かさが混雑する人生になっても、
心は変わらずにいたいと思います。
 
以上
 
映画レビューでした。
 

 

風と共に去りぬ [DVD]

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